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よし、再開。
また放置プレイしてました。
しかし、立ち直るのです。

ちょこちょこ覗いてくれながら、また更新してねーじゃん、と、裏切られてしまった方々すんませんでした。出来うる限り、またちょこちょこっとブログの更新頻度を増やしていきます。言い訳無用。twitterはtwitterだ。なはなは。

で。

いきなりですが。
事業仕分け第二弾がはじまりますね。

今回の事業仕分け。
実は対岸の火事ではないのです。
まあ、対岸の火事で済ませてしまったらいけないのですが、全て、ね。
そうそう。
亡き父が国家公務員でありまして。
その父が在籍していた公益法人が仕分け人の手によってメスを入れられるのです。

みなさん、天下りってしってますよね?
では、天下りって全てが全て悪いって思ってます?
思ってないとしても、良いモノではないと思ってますかな?

僕は声を大にして言いたい。
メディアのみなさんにも言いたい。
天下りに渡りを通して生活を営んでいる国家公務員全てが悪い訳ではないと。
真っ当な人生を歩んだ天下り人生を歩んだ人間もいるということを。
取り上げて欲しい。

実質、うちの親父は、55歳で退職させられました。その後、1-2事業所、公益法人を天下り、渡りました。しかし、キャリア出身ではないので、膨大な収入を得れるような役員ではありませんでした。でもって、余生を含め、59歳で亡くなりました。
ここで一言もの申したいのは、通常のサラリーマンの定年というものは60歳ということ。それを省庁の規約で、自らの意図と反して、天下り機関に、55歳で渡らされるのです。自らの意図ではないということ。これをどれだけの皆さんが理解しているかということ。例えば、公益法人が悪いとすると、その存在自体が悪いと言うことになり、そこに天下った人間の例を挙げると、必ずと言っていいほど、キャリア出身の役員クラスの収入が取り上げられて、槍玉に挙げられると言うこと。それはごく一部の人間なのです。それ以外の人間もいるということ。自らの意図ではなく、天下らせれているということを知って欲しいのです。
まずは知って欲しいのです。
天下りという機構自体は、良くないことであると、私も自覚しております。なので、そのシステムを改善することはとても健康的ではあります。しかし、ここ最近のメディアの報道を見るにつけてとても憤りを感じるのです。ちょっと考えてみましょうよ。仕分けをしている国会議員は定年が無いんですよ?それでいて、「たちあがれ日本」なんて名前で、70前後のご老人達がまだまだ現役で国会議員をやっていると。国会議員も国家公務員の類です。国家に遣える人が、国家に遣える人を仕分けるということを今やっているのです。ならば、議員のみなさんももっと自覚を持って自らも仕分けされるぐらいの意気を持って欲しい。だって、親父は意図なく、55歳で天下り先に渡らされたのですから。
さらに、改めて、メディアのみなさまも。天下り禁止、天下り禁止と。ある事象に対して、禁止と流布されるものにたいして、一方的なマイナスイメージを植え付けるのは如何なモノかと思うのです。悪事は必ず100%悪事ではないのです。悪事と良事は表裏一体で、常に同居しているもの。それを均等かつ、平等に報道するのがメディアの仕事だと思うのです。

ここまで書くとやはり私は国家公務員の息子で、それがあるが故に、その公務員の肩を担いでいるように思われがちですが、それでもいいのではないかと思うのです。例えば、普天間の問題にしても、何万人の抗議運動が取り上げられているけど、それとは真逆の基地奨励派もいるということも事実。どちらが正しいかは、その報道を知って、事実を知って、国民が判断するべきなのですから。この天下り法人の仕分けに関しても、いち、国家公務員の人間の息子の発言を知り、知って、みなさまが判断してもらえれば幸いなのです。

つっても、仕分けるのは、国会議員なんだけどね。

いやはや。

なんだかな。
by allisloveisall | 2010-05-19 17:17
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