さっき、モヤモヤさま〜ず観てたら、商店街の八百屋のおっちゃんが出てきて、大の巨人ファンらしく、さま〜ずがつっこみ入れたら、「俺はファンじゃない、俺は巨人●●●●だ」と。放送では「ピーーー」になってたんだけど。それはまさしく放送禁止用語であるからして。でもその●●●●は、差別用語やらのいけない言葉ではなく、今のテレビに最も顕著に表れている、とくにバラエティに現れている、「なんとなくやばいのはさけよう」で禁止になった言葉で。久し振りに、その言葉がなんかひっかかって。なんでひっかかるんだろう、今更俺、って思い返したら、ブルーハーツの「終わらない歌」だったのだ。この歌の歌詞にも使われていたのであるのだ。歌詞カードには無論記載されず。音源としては、ぐわーっとギターの轟音で消されている。うーん。なんとも言い難い。なんとも時代は変わらんなーという。郷愁にも似た気持ちが出てきたよ。いつの時代も体制と反体制という、あるようでないようなものを軸として、白か黒かを判断しなければ生きにくいと、きまっちゃってるおかしな社会なんだなって。
んでもって、久し振りに、YOU TUBEでブルーハーツの映像を検索してたら、すんげぇ嬉しい映像が見つかったんです。時は、96年。武道館。かのセックス・ピストルズが再結成をして、日本に来日した日。俺は、友人に強引に誘われて、そのライブを見に行ったのです。しかし、やっぱり俺は、すげぇいやで。今更、老いぼれじじいの金稼ぎのためのライブをなんで自腹切って見に行かなければなんないんだよ、って思いながらでね、浮かない気持ちでライブを観ようとしてた。その矢先。。。。。。知らなかった。前座に、ハイロウズが出るなんて。しかも、ベイシティー・ローラーズの恰好をして、「こんばんわ!ベイ・シッティ(シットだよ)・ローラーズです!みなさん最低ですか!アンハッピーですか!?」とヒロトが叫んで始まった、前座。ハイロウズの前座。これ、俺の今までのライブのベスト3に入るほどのものだったのです。だって、このライブほどパンクを感じたのは、それこそ現役の頃のブルーハーツ以来だったのだ。老いぼれセックス・ピストルズに対する、ハイロウズの迎撃。そこには彼らに対する愛情と憎悪が入り乱れて、歪んだ上で、こぼれ落ちたもの。最高だった。俺の記憶のなかでは、その後の、ピストルズのライブよりも、このハイロウズの姿が未だにこびり付いている。ピストルズだけの(俺もそういうことになってたんだけどね)ファンは、前座ということもあって、まだ客席についていない人もいたり、空席もあったりで。その中で、あんだけのライブをやるということも。最高でした。 そんなライブの動画があったんで、是非御覧下さい。 あ。ちなみに僕は、セックス・ピストルズ大好きです。ハイロウズも大好きです。 みなさん!最低ですか? ちなみに: このハイロウズの客演は、かのビートルズが来日したときの前座を務めた、とあーるバンドの客演をロールモデルとしてるのであります。
by allisloveisall
| 2009-10-23 01:37
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